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HOSHINOKO DAYORI

星の子だより

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星の子だより

スターバンドって何?他のヘルメットと何が違うの?

スターバンドとはリモルディングヘルメットと呼ばれる医療機器の一つです。
リモルディングとは、乳幼児の頭蓋骨の歪みをRemolding(再成形)するためのヘルメットです。
赤ちゃんの頭が先天的あるいは後天的要因で歪んでしまうことは珍しくなく、その変形程度と月齢によっては、家庭内での工夫だけで再形成させるのは困難です。頭の歪みの原因等については、 頭のかたち入門をご参照ください。リモルディングヘルメットは、そのような頭蓋変形に対し、有効的に再形成を促進します。日本ではまだ馴染みのない頭蓋再形成治療ですが、欧米では認知度が高く、親よりも先に小児科医が赤ちゃんの頭の変形に気付き、ヘルメット治療を促すことも珍しくありません。

リモルディングヘルメット治療は、米国のClaren博士(Orthomerica社と共同でスターバンドを開発)が斜頭症であった自身の赤ちゃんに利用したことから始まり、その文献が発表された1979年以降から多くの医療従事者の間でも行われるようになりました。当時欧米では乳児のうつ伏せ寝に起因する突然死が急増したために1992年に仰向け寝運動が展開されておりましたが、これが乳児の後頭部頭蓋変形発症が急増する結果をもたらし、本治療の需要が更に高まりました。1998年、FDA(米国の厚生労働省にあたる機関)はリモルディングヘルメットをクラスⅡと定め、厳しい規制基準を設け、製造販売には「510(k)」と称される認可が必要になり、以降、どの施設においても本治療の提供中止を余儀なくされました。

2000年、Orthomerica社は「510(k)」認可を取得し、スターバンドを世に送り出しました。リモルディングヘルメットの分野で、この「510(k)」認可を4部門に渡り複数回も取得更新しているのは世界で唯一Orthomerica社のみです。勿論実績も随一、他社製品を大幅に凌ぎ、リモルディングヘルメット利用数世界トップシェアを誇っております。

リモルディングヘルメットと称される製品を扱う会社は数十社にも及び、その多くは米国にて展開しております。流通している各製品は、まずは「アクティブバンド」と「パッシブバンド」にクラス分けされます。内側の素材を調整できないパッシブバンドは、赤ちゃんの著しい成長に対応できず、通常複数のヘルメットが必要になります。(パッシブバンドを無理に大きめのサイズで作製することがあれば、装着位置は不安定になり、被ることすら困難になります。)それに対し、アクティブバンドは特殊なカービングマシンで内側が削れる設計で、赤ちゃんの成長幅をより網羅でき、逸脱した変形でない限り、通常はひとつのヘルメットで済みます。このように、ヘルメットの素材、メカニズム、機能性、カスタマイズレベル、治療中におけるメンテナンス方法や技術等、それら総合的品質の違いにより、治療成果、治療期間、必要個数が異なってくるのです。
製品の質もさることながら、個人に合わせた成長計画をビルトインしたOrthomerica社製「スターバンド」は、FDAからクラスIIの医療装置として認められたリモルディングヘルメットで、世界中で高い信頼と実績を誇っています。

2000年からの21年間で60万人以上に及ぶ世界中の乳幼児の位置的頭蓋変形症及び頭蓋骨縫合早期癒合症の術後矯正に利用されてきました。 リモルディングヘルメットの草分けでもあり、世界屈指のシェアを誇るブランドです。
類似品・粗製品にはご注意ください

日本ではまだ馴染みのないリモルディングヘルメットですが、安全に・確実に治療を進められるスターバンドは、その品質の高さと信頼性から着実にご利用者数を増やし、向き癖矯正グッズやマッサージ療法、他のヘルメット治療では改善できなかった赤ちゃんがスターバンドで治療し直す例も多数ございます。

スターバンドが世界中で愛されている理由は一体何なのでしょうか。その秘密はコチラから

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