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ヘルメット治療で迷っているなら早めに行動すべき理由【ヘルメット治療体験談】(斜頭):ゆうくん

2024.03.02

お住まい:東京都

ゆがみレベル:斜頭:Lv5

開始月齢: 約4ヶ月

装着期間:6ヶ月

 

自己紹介

今回ヘルメット治療をしたのは息子でした。私たちは夫、娘、息子の4人家族で、ヘルメット治療を始めたとき娘は4歳、息子はギリギリ生後4ヶ月になる前でした。

 

ヘルメット治療を始めたきっかけ

生まれたときとても頭のかたちがきれいだったのですが、生後2ヶ月ほど経ったら「あれ?右側がなんだか平らだな」と感じました。ちょうど保健師さんの訪問があり相談したところ、「向き癖によるものだね。確かに平らになってる。」と私の違和感は間違ってなかったんだと確認することができました。「向き癖と反対に寝かせるようにすればまだ月齢もいってないから治る可能性もあるよ。」と言われたのですが息子の場合はすでに傾斜がきつくなっていて、反対に寝かせてもバランスが悪くすぐにいつもの向きに戻ってしまいました。

私自身かなり神経質になってしまい、気になって次第に眠れなくなってしまいました。向き癖を直せば頭のかたちが改善する、ということは理論上少なくとも扁平側と同じ時間を反対に向いて過ごさないと治らないということになるので、今の時点で反対側を向いて寝られないということは自力では治せないなと思うようになりました。

ヘルメット治療は頭のかたちに初めて違和感をもった時に色々調べて知っていたので、ヘルメット治療という選択肢を本格的に考え始めました。頭の歪みアプリで中度から重度の診断がでてしまっていたことも後押しになりました。

スターバンドでヘルメット治療を決断した理由

検討し始めてすぐ、複数のクリニックとAHSさんに予約を入れました。ちょうどこの時実家に長期で戻る予定で、「測定だけでも早めにした方が良い」との話を聞きかなり短期間で治療先を見て回りました。

予約の時点での第1候補は、医師の元で行う治療でした。しかし、実際話を聞きヘルメットを見たときに少し頼りなく感じました。そのヘルメットの構造では重心がかかった時沈んでしまうのでそれでは十分に効果が発揮されないのではと疑問を持ちました。

逆に、ヘルメットを扱うお店での治療って大丈夫なのかな?と不安に思っていたAHSさんの方が話を聞いて「いいな!」と印象が良かったです。具体的には、ヘルメットの構造、スタッフは義肢装具士の方でその場で調整してくれるという点でした。実際にヘルメットを見ても沈み込みが心配ない程度の硬さがありホールド力がありました。

また、始めは医師の元での治療の方が安心して任せられると思っていましたが、こちらも義肢装具士の国家資格を持ったプロフェッショナルな方たちがサポートしてくれるというのはすごく安心だし信頼できると強く思いました。
こちらの話を聞いて、もしヘルメット治療をするならAHSさんだなと決めていました。

「ヘルメット治療をやるならスターバンド」とは決めたものの、治療自体始めるのになかなか踏ん切りがつかずかなり迷いました。何を迷ったかというと、「ヘルメット治療をしてどれくらい改善するのだろう」「コスト、労力をかけても満足の行く結果じゃなかったら??」「その間小さい可愛い時期の写真がヘルメットした写真になってしまう」などなど。先に結果を言ってしまうと「大変だったけどやってよかった!」「しっかり成果が出た!」「ヘルメット姿が可愛い!むしろ卒業してヘルメットがなくて寂しい!」でした!

それからは早かったです。初回の測定コースで説明を受けたときに、治療を迷っているなら早めに行動していたほうがいいとアドバイスを受け、迷ったまま指定の病院での適応診断の予約を入れ、検査を受けました。その間に悩みました。適応診断が終わってヘルメットをオーダーし治療開始にたどり着く頃がギリギリ4ヶ月になる前。「やるなら1日でも早く、生後3ヶ月のうちに」と自分で結論を出すリミットを決めていたので、本当に迷いに迷って、「今のままでは頭のかたちは改善されない、このまま右だけ平らでいいの?それだけは嫌だ、やれることはやろう」、とヘルメット治療を決めました。

すぐにヘルメット治療の開始はできないので早めに知って行動することをお勧めします。

ヘルメット治療で大変だったこと

それは暑さ対策です。
昨年の夏の暑さは例年以上でかなり大変でした。大変…というより命の危険を感じる暑さにずっとひやひやしていました。どうしても上の娘の送り迎えやちょっとスーパーへ寄って(子供が小さいと、このちょっとがやたらと時間がかかり…)、というだけでも外にいる時間は1時間、2時間とトータルで長くなっていました。
暑さ対策については、スタッフの方に「夏の外出時は外してもいいですよ」とアドバイスをもらっていたのですが、それでも1日の目標装着時間を考えると移動手段が徒歩の我が家では両立が難しく悩ましかったです。
なので、とにかく移動中は保冷剤と扇風機で冷やすことを徹底しました。

 

暑さ対策に加えてもうひとつ、汗対策。
本当にすぐ汗をかくので、ヘルメットを外して拭いて、匂い対策のスプレー、扇風機で乾かして、を日に何度もしていました。昼間はまだいいですが、夜寝ているときのこの作業が一番大変でした。汗で蒸れて眠りが浅く、ヘルメットを取って…とやってると目が覚めてしまうし、毎日必ずやる工程だったので自分は眠いし辛かったです。あと室温を下げ除湿にしていたので、よく風邪を引いていました。それでも汗の量は多く、身体は冷え鼻水がしょっちゅう出て、それでまた寝付きが悪く負のループでした。

それでも頑張れたのは定期的な測定があったからです。測定の度に改善が見られそれを励みに頑張れました。頭を触って「丸くなってるな〜」と実感していましたが、数値で見るとより明確で、嬉しくて日々頑張れました。

本当に満足のいくかたちで治療を終えられました

治療期間は6ヶ月。極めて重度だったレベルが始めて2ヶ月後には軽度になっていました。5ヶ月目ではほぼ標準の値なのでこれで終了してもいいですよ、と言われていましたがギリギリまで頑張りたいということで1ヶ月延長しました。

現在、治療を終えて4ヶ月経ちますがますます後頭部が出てきたようでさらに頭のかたちが良くなっているように感じます。
わたしは様々な観点で治療を悩みましたが、後で後悔したくない!というのが一番の後押しでした。それと納得のいく治療先に出会えたこと、手厚いサポート、あと通いやすさ(違和感があるとき次のヘルメット調整の予約を待たずに再調整ができたのも手厚いサポート、通いやすさのお陰です。)があって不自由なく治療を終えることができました。また、最後にはもうこの姿が見られないのかと淋しくなるほどヘルメット姿が可愛かったです。本当に満足のいくかたちで治療を終えられました。
もし、頭のかたちに悩んでヘルメット治療を迷っているならこの体験談がすこしでもお役に立てれば幸いです。

2024年2月29日
著者 ゆうくんママ

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