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生涯この期間しか治療できない!治療をしなかった時の後悔しないか、向き癖に気づけなかった親の責任と思いヘルメット治療【ヘルメット治療体験談】(斜頭)
お住まい:福岡県
お名前:あーたくん
ゆがみレベル:斜頭:Lv4
開始月齢: 5ヶ月
装着期間:4ヶ月
生後1か月半のとき、「あたまの形、なんかとがってない?」と母に言われたのが息子の頭の形が斜めになっていると気づくきっかけでした。
それまでを振り返ると、息子はよく寝る子で寝ているときのほとんどが右向きで寝ていました。私も夫も、おなかの中にいた時の体勢なのかな?これが落ち着くんだねと思っていて、向き癖という概念がありませんでした。それに加えて、赤ちゃんの布団は柔らかいものはあぶないとよく耳にしていたため硬めのマットレスで寝せていたのも頭の形に影響していたのかと思います。
頭の形に気づいてからは、円座枕を試してみたり、横向きに寝かせて背中側にタオルを入れたり工夫していましたが一向に頭の形はよくならず、そんな時にSNS(Instagram)でヘルメット治療というものがあると知りました。
4ヶ月健診でかかりつけの小児科の先生に相談すると、すぐに紹介状を書いてもらえ連携の大学病院へ。 大学病院の医師の診察で息子は出生時から3600gと大きめで頭の大きさもその時の平均より大きく、ここからだと頭の大きさの成長の幅が少ないのできれいになるかわからないとも医師から言われ焦ったのを覚えています。その後、有薗製作所のスタッフの方による頭の形状評価を受け斜頭であると分かりました。
費用は決して安いとはいえるものではありませんが、一生のうちのこの期間しか治療できない、治療をしなかったとき後悔しないか、そもそも向き癖に気づけなかった親の責任としてなどと思いヘルメット治療を受けることにしました。
治療を開始してから、幸い息子はヘルメットを嫌がることなく1日23時間の装着をできるようになりました。しかし、治療中に後頭部にとびひができて1週間以上装着できない日が続き、その間に頭が大きくなったら、、、など不安になりましたが有薗製作所の松岡さんとこまめに連絡をとり様々なアドバイスをいただいたり親の焦る気持ちを聞いてくださったりと密なフォローをしていただき感謝しております。
ヘルメット治療開始から約4か月でスターバンドを卒業となり、息子のトレードマークになっていたかわいいヘルメット姿をもう見ることがないと思うと少し寂しいですが、きれいな頭を見るたびにやってよかったと思える日々です。
今、治療するか悩んでいる親御さんも多くいると思います。ヘルメット姿でお散歩しているといろんな方に声を掛けられ時には「かわいそうね」と言われることもありました、しかし頭の形をととのえていることを説明すると、「いいね~かっこいいね」「今はそんなものがあるんだね~もっと前に知りたかった」などと言われ、そのたびにこの治療がもっと多くの人に認知されたらいいなと思いました。決して安くない治療費で1日23時間の装着が大変と思うかもしれませんが、スタッフの方の手厚いサポートのおかげで、前向きな気持ちでヘルメット治療に取り組むことができました。ありがとうございました。
2022年3月19日
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理学療法士・義肢装具士の資格を持つAHSJapan編集メンバーがヘルメット治療や赤ちゃんの頭の形に関するコラムを交代で執筆・ヘルメット治療体験談を掲載しています。
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