
HOSHINOKO DAYORI
星の子だより
助産師さんに治らないと言われた頭の形を矯正ヘルメットで治療した体験談(短頭+斜頭)

ゆがみレベル: 短頭Lv2,斜頭Lv5
開始月齢 : 5.5ヵ月
治療期間 : 6ヵ月

迷いました。ヘルメットを被らなくても治るかもしれない、でも治らなかったら後悔する、頭の形が悪くても生きては行ける、でもバランスが悪くなって肩凝りや不眠の可能性もないとは言えない、そんなことをグルグルグルグルと考え続けました。
結果から言うと、やはりやって良かったと思います。被らなくても治っていたと言う人もいるかもしれないけれど、治療&銀座に通った経験は私達家族にプラスになったと思います。
生後3ヶ月を過ぎた頃から、頭の右側だけがペッタリと平べったいことが気になり始め、助産師さんに見てもらったところ「これはそうそう治らないわよ」と言われ、その日からバスタオルを丸めて背中の右側に入れ込み左を向かせる作戦を開始しました。
同じ時期に3~4ヶ月健診があり、小児科医に頭の形が気になることを相談したものの、よく見もせずに「大丈夫ですよ」と言われ「あぁ、自分で何とかするしかないな」と動き始めることにし、まずはネット検索を始めました。
整体は何となく怖かったので選択肢から外し、大きい病院での頭蓋変形外来はすぐには診てもらえないらしいこと、ヘルメットのデザインがオシャレでないこと、料金が更にかさむことを考えると、スターバンドがいいのかなと思いました。
しかし全く未知の世界で、すぐに治療開始決定とまでは踏み切れませんでした。ひとまずAHSビジターズオフィス東京で頭のゆがみ度測定コースにて測定をしてもらい、医師の適応診断を受け「より早く綺麗に治る」と解釈した時点で治療を決めました。
娘はヘルメットを嫌がることもなく、大きな肌トラブルもなかったため、初めの頃こそ緊張していた私もだんだん消毒休憩すら忘れそうになるぐらい日常の光景となって行きました。
デザインも可愛くてよく似合い、どちらかというと自慢したい私はどこへでもヘルメット姿のまま出掛けており、スーパーや電車で「ヘルメット!可愛い」とよく言われたものです。
公園で遊んでいたら、女性から「アメリカで出産されたんですか?」と声を掛けられ訝しんでいると「ヘルメット、矯正ですよね?私もアメリカにいた頃子供にやってたんです。日本では初めて見掛けたので懐かしくて…。」ということでした。
私自身もヘルメットを知っている方から声を掛けられるのは初めてだったので嬉しかったですし、本当にアメリカではメジャーなんだなと思いました。
ザ・都会の銀座へ行くのはドキドキでしたが、スタッフの皆さんが大変良くして下さり、娘も楽しそうにしていたので通えたんだと思います。
頭の形が丸くなって行くので、測定も楽しみでした。卒業を迎えた今は銀座に行く用事がないのが寂しいぐらいです。銀座に通えたんだから何処へでも行ける!という自信も付きました。本当に良い経験でしたし、頭まで丸くして頂いて感謝しています。
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