
HOSHINOKO DAYORI
星の子だより

お住まい:埼玉県さいたま市
ゆがみレベル:斜頭:Lv5
開始月齢: 8.5ヶ月
装着期間:6ヶ月

ヘルメット治療を終え、丸くなった娘の頭を見る度に治療を行って良かったと感じています。
娘は吸引分娩で産まれましたが、出生時から頭の形は気になっていました。
乳児検診の際に相談したこともあったのですが、「頭の形は次第に気にならなくなる」と言われたこともあり、向き癖防止クッションを使うなどして経過観察することとしました。
しかし、半年経ってもゆがみは解消されませんでした。
その後、ヘルメット治療という選択肢があることを知り、情報収集を行った結果、AHSさんで『頭のゆがみ度測定コース』を実施することにしました。
測定の結果、頭のゆがみ度は5段階評価で最も重いレベルの斜頭であることが分かりました。
ゆがみ度が高ければ治療しようと考えていましたが、この時点で娘の月齢はすでに8ヶ月。
「ヘルメット治療は早ければ早いほど良い」という情報を知っていたこともあり、今から始めて効果が出るのか非常に不安でしたが、スタッフの方からの丁寧な説明や、改善事例の紹介を受け、今、できる限りのことをしようとヘルメット治療を行う決断をしました。
その後、2週間程度でスターバンドが完成。
最初に装着した際、娘は大泣きをしてしまいました。
こちらが「なんとか着けさせなきゃ!」という表情をしていたのを察していただいたのか、AHSのスタッフさんからは『必ず慣れてくれますので、焦らなくても大丈夫ですよ』『始めのうちは、とにかく無理はさせないでください』と声をかけていただいたことを覚えています。
最初の数日間は【慣らし期間】で、こまめに脱着を繰り返しました。
2~3日するうちに装着時に泣くことも次第になくなり、1週間後には、まったく嫌がらなくなってくれたことは本当に嬉しかったです。
その後の治療期間で大変だったことは、肌荒れ対策と、汗のニオイ対策でした。
娘は肌荒れしやすく、湿疹ができたところをとても痒がることもあったため、スタッフの方と相談して、こまめなチェックと、休憩&軟膏塗布を行うことで毎日20~23時間の装着時間をキープさせることを心がけていました。
また「汗のニオイ対策」については、汗の拭き取りに加えて、徹底してヘルメットの消臭ケアをするようにしました。特に休憩中は扇風機を使って素早く乾燥させるようにして、ヘルメット装着時の不快感を軽減させる工夫を行いました。
一方で、治療期間中の周囲の視線が気になることはほぼありませんでした。
早々にヘルメット治療用のステッカー(三毛猫)を購入し、可愛らしい見た目になったことも良かったのかもしれません。
定期的なフォローアップの場では3Dスキャンを行い、日を重ねるごとに娘の頭の形が丸くなっていく様子を数値で確認することができ、治療継続の大きなモチベーションとなりました。
そして迎えた、最後の3Dスキャンの日。
最も重い斜頭レベルからスタートした計測値は、ほぼ軽度レベルにまで改善され、こみ上げてくる感動と言葉にならない喜びに満たされ、治療を終えることとなりました。最後にいただいた修了証は、娘の”人生初の賞状”として大切に飾っておこうと思います。
この体験談が、同じ悩みを抱えておられる方への参考になれば幸いです。比較的遅い月齢からのスタートでしたが、
きちんと効果が出ることを多くの人に知っていただきたいと思っています。
ここまで親身に対応いただいたAHS Japanのスタッフのみなさま、そして、6ヶ月の治療期間を見事に完走した娘に、大きな拍手を送りたいと思います。
本当にありがとうございました。
2023年4月13日
著者 R.Aパパ
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