
HOSHINOKO DAYORI
星の子だより
星の子だより
人体に無害で安全なスタースキャナーによる3D撮影

スターバンドをカスタマイズ作製するには、まずは赤ちゃんの頭の形状を正確にキャプチャすることが必要です。以前は赤ちゃんを押さえつけて石膏で型を取ったり、現在でもハンディスキャナーで動いている赤ちゃんを様々な角度から時間をかけながらスキャンしてデータ化する方法を用いている他社製ヘルメットもあります。スタースキャナーはそんな手間や時間の問題を解決、一瞬にして最高精度のデータを創り上げることが可能です。また、スタースキャナーは単に形状を正確にキャプチャするだけではなく、時系列で頭の成長・変化を比較できます。走査時間、正確さ、有用性、公的評価においてもスタースキャナーは唯一無二の乳幼児頭蓋形状専用スキャナーです。そんなスタースキャナーが世界的に高く評価される理由5つにまとめてご紹介します。
その1「スキャン所要時間たったの1.5秒」
スタースキャナーは、人体に無害なクラスⅠのレーザーを採用しています。安全なレーザーとスキャナーに内蔵された8台のカメラが赤ちゃんの頭の形状を捉えていきます。わずか1.5秒で赤ちゃんに負担をかけず、最高精度の走査が可能なのです。

その2「3D画像と数値で詳細かつ正確に形状を把握できる」
スタースキャナーは、捉えた頭の形状を三次元化し、立体画像と頭部断面の輪郭を視覚で確認できます。また前額部と後頭部、左右の各箇所の距離や体積など、正確な数値で把握することができます。その正確なスキャン結果から、標準的な頭の形状よりどれだけ変形が起きているのかを臨床分類スケール(CHILDREN’S HEALTHCARE OF ATRANTA)考案に基づいて評価し、月齢・頭囲・変形レベル等を踏まえた上で、今後の改善見込みを検証することができます。

その3「成長・形状変化を比較できる」
スタースキャナーで捉えられた頭の形状はデータ化され保存されます。それぞれのデータは時系列で3D画像や断面図で視覚的に比較でき、勿論数値的にもその変移を確認することができます。単なる「見た目で何となく」という印象ではなく、成長や治療成果を正確なデータで実感・把握していただけます。仮に体調不良等の事情で治療が理想的に進められない場合でも、正確な現状確認により、治療方針の修正に役立ちます。治療期間中、定期的にこのスキャニング評価を行います。治療の進捗を正確に把握できることにより、終了時期を設定しやすく、保護者の方にはモチベーションを維持しながら安心して治療に臨んでいただけております。

その4「FDAお墨付きの安全性と正確性」
スタースキャナーは、その正確性と有用性、安全性が評価され、FDA(Food and Drug Administration)から510kのクリアランスを取得しています。乳幼児の頭部を走査するスキャナーでは唯一、最も信頼が高いことが国家レベルで証明されているということです。Orthomerica社のウェブサイトでは、その有用性や学術文献等を紹介しています。世界で200台以上ものスタースキャナーがその地域の赤ちゃんの頭の形の再形成をお手伝いしています。スタースキャナー設置施設についてはコチラでご確認いただけます。
その5「進化し続けるテクノロジー」
スタースキャナーは、多方面からその技術の高さを認められつつ、テクノロジーの進歩と共に常に機能や正確さを向上させてきました。今後も改良を重ね、スターバンド治療を頑張っている赤ちゃんと親御様をサポートしていきます。
※たった1.5秒でも静止が難しい赤ちゃんには、スターバンド作製のために3Dカメラシステム「SmartSoc」により頭部撮影し、形状をキャプチャします。SmartSocシステムについてのご質問はお問い合わせフォームよりお寄せ下さい。

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