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新生児の頭が絶壁(短頭症)になる原因と対策

2024.03.12

新生児の絶壁は珍しい症状ではありません。しかし、放置すると外見的な問題や機能的な問題が発生するかもしれません。絶壁による問題や対策を知って改善しましょう。

本記事では新生児の絶壁の原因と対策を解説します。

赤ちゃんの頭が絶壁(短頭症)になる原因

新生児が絶壁になる原因は、病気が原因である場合と外力が原因である場合があります。それぞれの原因を詳しく解説します。

病的な要因による頭の変形

頭蓋骨は前頭骨、頭頂骨、後頭骨など7つの骨が結合して作られています。新生児はまだこの骨の間に隙間がありますが、これは正常なことです。この隙間は、脳の成長に合わせて柔軟に頭蓋骨が動き、やがて完全に結合します。

この分かれている頭蓋骨のパーツが早い段階で癒着してしまうのが、頭蓋骨縫合早期癒合症と呼ばれる病気です。頭蓋骨縫合早期癒合症の場合は、成長とともに拡大する脳を頭蓋骨が妨げることになってしまうため、見た目にも発達面にも影響が出る可能性があります。

頭蓋骨縫合早期癒合症は、出生10,000人あたり4人~16人ほどの発症率で、珍しい疾患です。しかし、頭蓋骨縫合早期癒合症の場合は早期治療が必要であるため、絶壁を見た目だけの問題であると軽視してはいけません。

向き癖による頭の変形

新生児の頭の骨はまだ柔らかく、形が変わりやすい状態です。そのため、外部から圧力がかかると変形し、絶壁になることがあります。よくあるのは仰向けで寝ている時間が長く、後頭部が自重で床に圧迫されて絶壁になるケースです。

他にも、お腹の中にいる時点で同じ方向ばかりを向いていることが原因で、頭部の形が生まれたときから歪んでいることがあります。

出産時の圧力による変形

赤ちゃんの頭蓋骨が柔らかいのは、出産時に狭い産道を通過する必要があるからです。そのため、出産時に圧迫されることに問題はありませんが、この圧が強すぎると歪みが元に戻らず、出産時にはすでに絶壁になっていることもあります。逆子や吸引分娩で生まれた赤ちゃんは、出産時に強い圧力を受けているため、頭が歪みやすいです。

赤ちゃんの絶壁(短頭症)をそのまま放置するとどうなるの?

絶壁や斜頭は自然に治ると考える人が多いですが、自己判断で放置するのはよくありません。絶壁を放置した場合に考えられる弊害を知っておきましょう。

症状がさらに悪化してしまう

絶壁が外的な要因で発生している場合、その要因に対処しなければ症状はさらに悪化してしまいます。最初は少し平らになっているかな?と感じる程度だった後頭部が、明らかな絶壁になってしまうかもしれません。症状が重くなれば、治療にも時間がかかるでしょう。

また、絶壁の原因が頭蓋骨縫合早期癒合症であった場合は、脳の正常な成長が妨げられます。その結果、発達面に影響が出る恐れがあります。

そのままの形で固定されてしまう

新生児の頭の骨は少しずつ硬くなっていき、1歳頃には分かれていた骨も結合して形が定まっていきます。頭の変形を改善できるのは、頭の骨がまだ柔らかい時期までです。

絶壁のまま固定されてしまった場合は、見た目への影響に加えて、帽子が合わないなどの日常的な悩みが発生することがあります。

赤ちゃんを絶壁にしないための対策

新生児の絶壁は、病的な要因でない場合は毎日の習慣や、少しの意識で悪化を予防することが出来ます。すぐにできる2つの対策をご紹介します。

仰向けの時間を減らす

絶壁の原因で多いのは、仰向けの時間が多いことです。向き癖がついて絶壁になってしまうため、横向きやうつ伏せにする時間を作りましょう。うつ伏せにする場合は窒息の恐れがあるため、赤ちゃんのそばにいるときに限定してください

仰向けを禁止する必要はなく、抱っこや授乳などのタイミングで向きを変える程度で問題ありません。

抱っこの時間を増やすことも予防のひとつです。外出される際はベビーカーに乗せて移動するよりも、抱っこ紐を使用していただく方が頭にかかる外圧がないのでお勧めです。

違和感があったらすぐに相談する

向き癖はいつの間にかつきやすく、出産時に絶壁になっているケースもあります。そのため、少しでも後頭部が平らだと感じたり、歪みがあるように感じたりしたら、早めに医師に相談しましょう。

早い段階で頭部の歪みを見つけられれば、その後の習慣で改善できるケースもあります。気のせいで済ませず行動することが大切です。

赤ちゃんの絶壁は早期に発見することで、改善されるケースもあります。向き癖がつかないように気を配りつつ、気になったらAHS Japanにご相談ください。「赤ちゃんの頭のゆがみ度測定コース」では現在の形状を正確に測定でき、今後の過ごし方について相談することが可能です。

重度の絶壁で自力での改善が困難な場合は、スターバンド治療をご検討ください。頭囲の成長に合わせながらヘルメットをミリ単位で調整し、理想的な頭の形を目指せる治療です。

※スターバンドについての詳細は下記のページにて詳しく説明してありますので興味のある方はご参照ください。

スターバンドについて

スターバンドの適応開始月齢は生後3ヵ月頃(定頸後)~18ヵ月です。その中でも治療の効果が最も期待できるのは7ヵ月くらいまでですが、変形が重度の場合・頭囲が大きい場合はできるだけ早期に開始する方が望ましいです。

まとめ

本コラムでは絶壁(短頭症)になる原因と対策についてお話してきました。頭の変形はできるだけ早期の発見と対応が望ましく、ゆがみが軽度であればご自宅での工夫で改善するケースもあります。しかし、主観的にゆがみの程度は判断しにくいかと思います。客観的にしっかりと形状を確認したい場合はAHS Japanにご相談ください。無料相談と無料測定を実施しています。高精度の3Dスキャナーにて頭の形の状態をわかりやすく説明致します。

AHS Japanでは強引なヘルメット治療への勧誘はございません。「赤ちゃんの頭のゆがみ度測定コース」にお越しいただき、ゆがみのレベルが中等度以上で保護者の方がスターバンド治療を希望された場合に限り、治療を提供いたします。

病的要素が心配な場合は専門医へのご紹介(提携医療機関のご予約方法は施設によって異なります)もしておりますので、どうぞお気軽にAHS Japanへご相談ください。

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もし治療対象の場合、治療方法・提携医療機関のご紹介も可能
強引なヘルメット治療の推奨はありませんのでご安心ください。

赤ちゃんの頭の測定・ご相談だけでも大丈夫です。
悩んでいる間にも赤ちゃんの頭は成長していくので赤ちゃんの頭の形でお悩みの方は一人で悩まず、なるべく早くご相談ください。

興味のある方は「赤ちゃんの頭のゆがみ度測定コース」のページをご覧ください。

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