
HOSHINOKO DAYORI
星の子だより
星の子リモルディング体験談(短頭+斜頭):プー君

ゆがみレベル: 短頭Lv4、斜頭Lv5
開始月齢 : 4ヵ月
治療期間 : 5ヵ月

生まれたばかりの息子の頭はボールのように丸く、とても綺麗な形でした。母親である私自身がひどい絶壁で、特に思春期は大きな悩みの1つでした。自分の子供には絶対にこんな思いはさせたくないと出産前から思っていました。
しかし息子には右側を向く癖があり、かといって新生児の頭の向きを無理やり変えるのも恐ろしく、どうしようと思っているうちに、丸い頭はあっという間に変形してしまいました。
生後3ヶ月が近づくころには誰がどう見ても歪んだ形をしていて、道ですれ違う他の赤ちゃんを見ては、あの子は丸い、あの子も丸い、それに比べて・・・と今思えばある種のノイローゼに近い状態でした。そんな私を気にしてか、夫がヘルメット治療を見つけてくれました。全員の体験談を読み、皆さんが同じような経緯、結果を書いているのが逆に不安だなと思いつつも、生後3ヶ月時点で測定、新宿オフィスにてお話を伺いました。事例を踏まえお話を聞くことで不安は消え、良くなるかもしれないと希望を持つことができました。
測定結果は、分かってはいたものの非常にシビアなもので、病的なものではないことを確認後すぐに作製してもらいました。ちょうど首が据わった直後にヘルメットが到着してスタートし、3~4日ほどで就寝中もヘルメットで過ごせるようになりました。それから2週間ほどで調整のために銀座オフィスへ訪問しましたが、既にこの時点で改善の兆しが見えていました。さらに2週間後に初スキャンをしたところ、ペタンとした部分が大きく出てくれて、まだまだいびつながらも頭の丸みを実感しました。
スタートが涼しくなる10月、自我も少ない生後4ヶ月程度でスタートできたことが功を奏したのか、息子のスターバンド治療は順調そのものでした。離乳食も始まりどんどん体が成長する時期 にあたったせいか、1ヶ月ごとのスキャンでも改善に次ぐ改善で、毎回銀座オフィスに行くのが楽しみでした。アルバムが写真ばかりになっていたので、うつぶせ遊びも増えた時期からは、なるべくスターバンド以外の写真も残すようにしました。
赤ちゃんのヘルメット姿は非常に珍しく、たまに「かわいそうだよ」と言われることもありましたが、将来息子の悩みの種が1つ減ってくれるのであれば、そんな言葉はハイハイと聞き流せました。逆に、信号待ちなどで可愛いですねと声を掛けてもらったり、オフィスへの道中でスターバンドのお友達を見つけると不思議な仲間意識を感じたり、そういった意味ではとても貴重な経験でした。
圧迫痕や擦り傷による赤みなどでスタッフの方へメール相談もしましたが、迅速かつ丁寧に対応いただき、安心してスターバンド治療を続けることができました。赤ちゃんの、しかも頭に関することなので、信頼できるスタッフの方々とめぐり合えたことは本当に幸運でした。
息子のスターバンドがきつくなり、頭の形も人並みになったと満足したことから、保育園への入園も近づいた3月に卒業を決めました。スタートが早かっただけに、今後も頭が成長することを考えると、ここからまた悪化したらどうしよう・・・と卒業後もしばらくは不安でした。しかし活動量も増えて地面に頭が着いている時間も激減していたため、2ヶ月近く経っても危惧していたような大きな変化はありませんでした。先日初めての髪のカットを行ったのですが、ボールのような丸さは無いにしても、とても自然な形の後頭部を眺めることできています。今の頭の形であれば、ヘルメット治療は行っていませんでした。
私自身の体験談も他の皆さんと同じような内容になったのは、希望した結果を得られたからだと思います。ヘルメット治療を見つけてくれた夫、支えてくださったスタッフの皆さん、そして何も分からないながらも一生懸命頑張ってくれた息子本人に感謝です。
ヘルメット治療がメジャーになり、頭の形で悩む人が1人でも減ってくれることを願っています。どうもありがとうございました。
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