
HOSHINOKO DAYORI
星の子だより

お住まい:三重県
ゆがみレベル:短頭:Lv3 斜頭:Lv5
開始月齢: 4ヶ月
装着期間:4ヶ月

娘の頭の形が気になりだしたのは、生後2か月からでした。帝王切開で産まれてきた娘は、その当時は頭も丸かったのですが、右ばかり向く癖があり、徐々に頭の右後ろが平らになり耳の位置もずれていきました。
娘の頭の形を何度も写真を撮って歪んでいると落ち込むか、頭が歪む原因がなにか調べて、「産まれてすぐ新生児多呼吸でNICUに入ったけど、そこで向き癖がついたのかも・・・。」とか「吐き戻しが頻繫にあるから、吐き戻し防止のクッションに寝かせていたけど、それがいけなかったのか・・・。」等調べては後悔していました。
寝ているときに頭の位置を直したり、向き癖矯正の寝具を使ったりもしましたが、娘の頭の形は一目見ても歪んでいることがわかるほど悪くなり、私たちでは頭の形を治せないと思い、治療方法を調べる内にヘルメット治療のことを知りました。
ネットでは「頭の形は成長したら目立たなくなる」、「ヘルメット治療は肌トラブルがおこるリスクがある」といった情報も入ってきましたが、頭の形が歪んでいると嚙み合わせや顔にも影響するリスクがあるということも知り、居ても立っても居られなくなり、娘の首がすわりはじめてすぐに病院に行き、松本義肢製作所さまを紹介していただきました。
ヘルメット治療をはじめるにあたり頭の形を測定していただいたところ、短頭は5段階の2、斜頭は5段階の5という結果でした。特に斜頭に関しては10段階ならば7といわれたほどで、耳も左右で1.5㎝ずれており、自然に戻ることはないとのことでしたので、迷うことなく治療を行うことにしました。
治療開始直後は、これで娘の頭の形が本当によくなるのか、肌トラブルは起きないか心配でしたが、早めに治療を開始できて、始めたタイミングが12月と寒い時期であったためか、娘の頭は理想の形にどんどん成長していき、肌トラブルも一切ありませんでした。
結果としては、4か月の治療期間で頭囲が3㎝以上成長し、短頭、斜頭ともに治り、耳のずれも改善し※1、理想の丸い頭の形となりました。
丸くなった頭で元気に部屋中を動き回っている娘を見るたびに、あの時、すぐにヘルメット治療をはじめてよかったと心から思います。
今、当時の私たちのように子どもの頭の形が気になっている人がいましたら、ぜひおすすめしたいです。
最後に、長い間お世話になりました松本義肢製作所の皆様をはじめ、娘のヘルメット治療をサポートしてくださった皆様、誠にありがとうございました。
※1 改善には個人差がございます。
2023年5月11日
著者 アミちゃんパパ
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