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大泉門とは?赤ちゃんの頭のへこみは押すとどうなる?触ってはダメな理由を解説!

2024.03.12

生まれたばかりの赤ちゃんはとてもかわいいですが、繊細な部分も多くあります。あまり触らない方が良い場所もあるので、注意が必要です。

本記事では、特に生まれたばかりの赤ちゃんの頭にあるへこみ・大泉門とは何か、なぜ触ってはいけないのか、その理由を詳しく解説します。

赤ちゃんの頭のへこみ「大泉門」とは?

大泉門とは、生まれたばかりの赤ちゃんの頭頂部にある骨の間の大きなひし形のすき間のことです。

人間の頭の骨は、7つの骨によって構成されています。大きくなると7つの骨がつながって一つの塊になりますが、生まれたばかりの赤ちゃんはまだ骨同士がしっかりとくっついてはおらず、緩く結びついている状態です。

そのため赤ちゃんの頭の骨の間にはすき間があります。その中で頭頂部にある大きなすき間を大泉門と呼びます。

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大泉門がある理由

大泉門があるのは、頭の形を柔軟に変えるためです。

赤ちゃんは生まれてくる時に、非常に狭い産道を通らなければなりません。 産道を通る際に頭は圧迫されますが、骨同士がつながっていないことで柔軟に変形しスムーズに出てくることができるのです。

また、赤ちゃんの脳は非常に大きく発達していくので、成長を妨げないためにも骨はくっついていない状態となっています。 大泉門などのすき間があるのは異常ではなく、赤ちゃんが生まれて成長していくのに必要な役割を果たしているのです。

大泉門はいつまであるの?

大泉門の大きさは、生まれたばかりの赤ちゃんで3cm程です。

個人差がありますが、生後10カ月程経つと1.5cmから2cm程になり、1歳半から2歳くらいまでは閉じて触れなくなります

大泉門が早く閉じる場合には注意が必要

大泉門が閉じるのは多くの場合、1歳半から2歳くらいの時期です。 遅くても2歳くらいまでに大泉門が閉じれば、特に心配する必要はないでしょう。

閉じる時期が早すぎる場合は注意が必要です。もし大泉門が生後3カ月くらいから閉じ始めてしまった場合には、頭が小さいままになる小頭症や頭の骨が大きくなれない狭頭症である恐れもあります。 頭の骨があまりに早くくっついてしまうと、その後の発達に影響が及ぶこともあるので、医療機関を受診するようにしてください。

大泉門は赤ちゃんの健康のバロメーター

大泉門はただ頭の骨がくっつく前の隙間というだけではなく、赤ちゃんの健康を測るためのバロメーターにもなります。大泉門に変化が生じたら、赤ちゃんが体調不良を感じている可能性も考えられます。 赤ちゃんの調子が良くない場合は大泉門もチェック項目のひとつとして確認ください。

大泉門がへこんでいる

もし赤ちゃんの大泉門がへこんでいる場合、脱水症状の表れかもしれません。

通常、大泉門は柔らかい感触でへこんだり膨らんだりしているのが目立ちませんが、明らかに大泉門がへこんでいる場合は、体の水分が失われている可能性があります。 特に発熱や下痢、嘔吐などの症状がある時は脱水症状になりやすく、大泉門がへこむ場合があります。

赤ちゃんは汗をかきやすく多くの水分量を必要とするので、暑い時期に出かけるとこういった症状も起こりえるかもしれません.

脱水症状を起こしていることが分かったなら、すぐに水分補給を行いましょう。脱水症状が改善されると、大泉門は元の状態に戻ります。

大泉門が膨らんでいる

大泉門が大きく膨らんでいる場合、脳圧が高くなっている恐れがあります。発熱時に大泉門がやや膨らむことはあるものの、ボコッと大きく膨らんでいる場合には要注意です。

特に発熱や嘔吐が見られる場合は、頭の中にウイルスが侵入して髄膜炎を起こしているのかもしれません。できるだけ早く医療機関を受診しましょう

大泉門が隆起している

大泉門が膨らんで高くなっているのであれば、髄膜炎以外の病気の恐れもあります。

例えば大泉門が隆起しており、赤ちゃんの頭が異常に大きいなら、水頭症を疑うべきです。 脳の真ん中にある脳室に髄液が溜まって脳を圧迫している状態で、赤ちゃんの成長に悪影響を及ぼします。

大泉門が隆起している場合、頭囲を計測してみましょう。もし標準範囲から大きく外れていなければ、一時的な症状であると考えられますが、頭囲が大きい場合は病院で相談してみてください

大泉門が閉じない

大泉門は遅くても2歳頃には閉じるものです。

もし大泉門が2歳を過ぎても閉じない場合、何らかの病気の可能性があります。 前述の水頭症だけでなくダウン症候群やくる病、クレチン症などの病気の可能性も考えられます。 2歳以降になっても大泉門が閉じない場合は、早急に医療機関を受診することが重要です。

大泉門は触っても大丈夫?

大泉門はとてもデリケートな部分です。絶対に触ってはいけない訳ではありませんが、不必要に触らないようにしましょう。

大泉門は骨がくっついておらず、筋膜という膜で守られているだけです。多少触れても傷つくことはありませんが、注意が必要です。

手のひらで優しくシャンプーしたり、ブラシで髪の毛をとかしてあげたりする程度ならば問題ないでしょう。ただし、強く押して脳を直接押してしまうことがないよう注意しなければなりません。

大泉門は非常にデリケートな部分ですが、抱っこしている時などに親御さんのあごが強くぶつかってしまうケースがあります。物が落ちてきて大泉門にぶつかってしまうことも考えられるでしょう。

その瞬間赤ちゃんが泣いてしまったとしても、その後普段通りに過ごしているなら、特に問題ないと考えられます。

しかし大泉門をぶつけた後に、ぐったりしている、気絶している、嘔吐しているといった症状が表れているのであれば、すぐに医療機関を受診してください。

赤ちゃんの頭は柔らかくデリケートな部分

生まれたばかりの赤ちゃんのへこみを発見したとき、最初は驚いてしまうかもしれません。しかし、へこみである大泉門は、赤ちゃんが産道を通ったり脳が成長したりするのに欠かせない役割を果たしています。遅くても2歳くらいまでには大泉門が閉じるので、あまり心配せずに閉じるのを待つようにしましょう。

ただ、大泉門はデリケートな部分です。心配だからと不必要に触らずに見守ってあげることが大切です。 また、赤ちゃんの頭はとても柔らかく変形しやすい部分です

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