Q&A よくある質問

リモルディングヘルメット

質問一覧

質問と回答

どうして頭の変形が起こるのですか?
頭蓋骨縫合早期癒合症等の病的要因とは別に、位置的要因で頭の変形は起こります。まだ成長途中の柔らかい赤ちゃんの頭は、一定の方向に寝続けることにより、接触面の部分は成長が妨げられ、その隣接する空間に向けて成長が促されてしまいます。頭のかたち入門「頭蓋変形の原因」にて詳しくご説明しております。
スターバンドはどのように頭の形をよくするのですか?
スターバンドは、変形が起こった原因を逆に利用し、突出側を内側に密着させて成長を抑え、扁平側が理想の形に成長するように空間を設け、頭の成長方向を導きます。大きなずれや簡単に外れてしまうようなルーズな装着は禁忌となり、入浴時間を除いて1日23時間装着することが望まれます。高い効果と定評のスターバンドは、外力や重力の影響を受けて変形したり寝ているときに外れてしまうことはございませんので、安全な装着が継続できます。頭のかたち入門「位置的頭蓋変形症の治療方法」をご参照ください。
注)類似品・祖製品にはご注意ください。
昔は頭のゆがみが問題視されることはなかったように思いますが・・・
今も昔も赤ちゃんは出生時に頭に変形があることは珍しくなく、日中は様々な体位をとり、就寝時はうつ伏せ寝をさせることにより、6〜8週間ほどで変形は緩和されていくと言われてきました。ですが、昨今のキャリアーやベビーカーの普及に加え、仰向け寝の推進運動により、赤ちゃんはいつも同じ体位で過ごす傾向となり、これが赤ちゃんの運動機能の発達を遅らせ、更に同じ姿勢を好むようになり、頭に変形を持つ赤ちゃんが増加するという結果となりました。また、欧米では中世の時代より頭の形は重要視されており、日本のグローバル化が進むにつれて、歯並びに続き頭の形も気を留められるようになってまいりました。
かかりつけのお医者様が「ほっといても自然に丸くなる」と言うのですが・・・
確かに、変形度合の軽い場合には、まだ頭の成長が活発なうちに体位変換やタミータイムの工夫で変形は緩和していく可能性はございます。ただし、「ほっといても」ではなく、能動的な工夫が必要です。頭の成長があとどれだけ残されていて、その成長を形成が不十分な場所(扁平部分)にいかに優位的に導けるかということが重要です。変形が中等度にまで達してしまうと、そのような努力をしても、標準的な形状まで導いてあげることは難しいかもしれません。重度に至っては更に困難で、突出部分を下にして寝るのは不安定、それ以前に不可能なことも考えられます。
スターバンド治療をしなかったお子様の頭の形状変化例については、少数ではございますが初回の頭部スキャニング時にご覧いただけます。
リモルディングヘルメット治療は脳の発達に悪影響を来しませんか?
ご心配無用です。本治療は、頭の突出部を押す(Push)のではなく、大きくなり過ぎたところを維持するために抑え(Keep/Hold)、扁平部分に理想の空間を作り(Space/Open)、その空間へと今後の成長を導くというシンプルな治療方法です。外力や締め付けによる矯正ではなく、脳の成長自体を阻害することはありません。変形が起きたメカニズムを逆方向にそのまま利用しているだけで、もしこれが弊害を来すとすれば、変形が起きている時点で既に問題があるということになります。勿論、頭蓋が成長できる空間を確保し続けるには、定期的なスターバンドのメンテナンスが必要です。
Orthomerica社製リモルディングヘルメットスターバンドシリーズは、位置的頭蓋変形症及び頭蓋骨縫合早期癒合症における術後の再形成に対し、2000年からの14年間で20万人を超える世界中の赤ちゃん(日本では過去2007年からの7年間で2,000人を超える)にご利用いただいてきましたが、事故や成長阻害等の報告はかつて一度もありません。スターバンドシリーズは、FDA(日本の厚生労働省に当たる機関)が510kとして認めるクラスⅡ医療装置で、Orthomerica社はISO-9001及びISO-13485を取得している国際的にも信頼性の高い企業です。
赤ちゃんにスターバンド治療が必要かどうか、どうしたら判断できますか?
弊社ではお子様の頭の形をスタースキャナーにて3次元で捉え、その非対称さ、前後左右のバランス等を標準値と比較し、どの程度のゆがみであるかを正確な数値で提示し立体画像をご覧いただきながらお伝えします。またお子様の月齢や頭囲、変形の傾向や程度に即したこれまでの結果例をご紹介し、成果の見込みについても検証します。(※1)それらを踏まえてスターバンド治療を選択されるかどうかをご検討いただきます。
身体機能に影響を及ぼすと考えられるような逸脱した変形でない限り、本治療は積極的に勧められることはありません。あくまでも保護者の方が現状の歪みから起こり得る負の要素・可能性を回避したいと思われるかどうか、その価値観でご判断いただきます。(頭蓋変形が病的要因で起きている場合はこの限りではありません。)
※1)スタースキャナーによる頭部スキャンをご希望の場合は、弊社(東京・大阪)で開催しております「頭のゆがみ度測定コース」にご参加ください。但し、治療適応の診断を得るには、弊社提携医療機関をご受診いただく必要がございます。西宮協立脳神経外科病院を直接ご受診いただければ、測定と適応診断がオールインワンで可能です。また、松本義肢製作所(愛知県名古屋市)でも測定は可能ですが、事前にあいち小児保健医療総合センターでの適応診断が必要です。
スターバンド治療開始までの流れを教えてください。
頭の変形が位置的(寝る姿勢等)原因で起こっていることを確かめる必要がありますので、弊社提携の医療機関を受診の上、治療の適応診断を得ていただきます。その前後でスターバンドの製作のために頭部スキャニングを行いますが、適応診断を受けられる施設により、その実施施設・工程は異なります。詳しくはClinics & Facilitiesをご参照ください。
スキャニング時、55種類のパターンより希望のデザインをお選びいただき、お申込書のご提出をもってお手続きは完了します。米国フロリダ州のOrthomerica社にてカスタマイズのスターバンドが製作され、お申込みから約2週間後にお受取り・治療開始となります。
治療はどれくらいの月齢が適していますか?
スターバンドの適応時期は、生後3か月から18か月までの期間です。FDA(米国の厚生労働省に相応する機関)では、この範囲に満たないあるいは超える月齢の位置的頭蓋変形の乳幼児にリモルディングヘルメットを適応することは禁忌となっています。
通常、頭蓋骨は生後7か月くらいまでに急成長し、その後も成長を続けますが、1歳を過ぎる頃には成長は緩慢になり、1歳半前後でその形状はほぼ定まります。その頃になると、頭蓋骨を構成している各骨の縫合部分が固定化し始め、全体の硬度が更に増していくため、頭の形状をそのまま維持しながら極めて緩やかに成長は進んでいきます。
本治療は、お子様の成長を利用して理想の形状に導くというものですので、成長が著しい7か月くらいまでに進めるのが最も効果的です。ただし、スターバンドの重量(180g〜300g)を支える首の力が必要となり、定頸(首が据わる)していることが条件となります。
開始月齢別の成果グラフをコチラでご紹介しております。ご参照ください。
1日どれくらいスターバンドを被るのでしょうか?
1日の装着時間は、入浴時を除く23時間が理想です。但し、治療開始直後は短時間のみ装着していただき、肌状況を見ながら、徐々に延長していきます。最終的に赤ちゃんが1日23時間程度スターバンドを被れるようになるまで1週間〜10日の慣らし期間が必要になります。(個人差あり)
どれくらいの期間、またはどれくらいの頻度で通う必要がありますか?
平均治療期間は5か月前後ですが、基本的には月齢が小さい赤ちゃんほど治療期間は短くて済みます。その他、変形レベルや装着状況、成長速度(個人差あり)によっても治療期間は異なります。但し、単一のスターバンドで6か月以上装着を継続することは推奨されておりません。逸脱した変形、慢性的に短い装着時間、長期に渡り装着が出来なかった場合を除き、複数のスターバンドを要することはありません。治療期開始直後は2週間おき、装着状況が安定すれば3〜5週間おきにフォローアップ訪問いただきます。頻度についてはコチラも併せてご確認ください。
スターバンド装着による肌のトラブルは?
個人差はありますが、若ければ若いほど人間の皮膚は環境に順応しやすく、特に赤ちゃんの順応力は大人とは比べものになりません。スターバンドの内側の素材には、最もアレルギー性が低く生体親和性のあるフォーム材(米国調査機関でテスト済)を採用しており、肌への配慮もなされておりますが、肌トラブルを回避するためには毎日頭皮とスターバンド内側のお手入れは欠かせません。それでも、敏感肌の赤ちゃんの場合、蒸れによる多少の発疹が見られるかもしれません。その場合は、炎症に発展しないようにお手入れを更に強化いただき、状況によりお薬を使用しながら装着を進めていただきます。
アトピー体質でもスターバンド治療は可能ですか?
スターバンドが覆っている部分は湿潤が保たれ、むしろアトピー症状が軽快することが殆どですが、特異なアトピーの場合、同様の症状緩和を得られるとは断定できません。かかりつけの皮膚科医にご相談いただくことをお勧めいたします。
スターバンド以外のヘルメット(または方法)で再形成治療をしていますが、スキャンだけでもしてもらえますか?
AHSビジターズオフィス(東京・大阪)では、完全予約制にて「頭のゆがみ度測定コース」を開催しております。家庭内での体位変換の工夫、整体等のマッサージ方法、他社製のヘルメット治療、あるいは能動的工夫をされていない場合でも、測定可能です。(スターバンド治療決定の方以外は有料となります。)
勿論、数か月後に形状の比較もさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
カスタマイズ製品ということですが、事前にスターバンドを見ることはできますか?
スターバンドのサンプルは、各提携機関、AHSビジターズオフィス(東京・大阪)にてご覧いただけます。尚、AHSビジターズオフィスには、スターバンドで治療をやり直したお子様にいただいた他社製のヘルメットもございますので、手に取って比較していただけます。
サンプルの貸出・送付は一切行っておりませんのでご了承ください。
スターバンド治療の費用を教えてください。
リモルディングヘルメット自体が日本では医療用品扱いとなっておりませんので、スターバンドも保健適応外となり、ご負担額は360,000円(税抜)となります。装着期間中、お子様の形状改善や頭蓋の成長に合わせてスターバンドの内側を削る等して修正を加えたり、定期的にスタースキャナーでお子様の成長や治療成果を測定してまいります(※2)が、これらにかかる技術料や機械使用料等は上記金額に含まれており、追加請求はございません。(双子等多胎児、複数利用の場合は別途設定価格がございます。)
※2)スタースキャナー未設置施設にお通いの場合は、設置施設でのスキャニングのご案内となります。

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