
HOSHINOKO DAYORI
星の子だより

赤ちゃんの寝返りがいつ頃なのか気になっているママやパパは多いかもしれません。一般的に寝返りは、生後5~6カ月頃にできるようになる子が多い傾向です。
寝返りができるようになると、視野が広がったり体の筋肉も発達したりするため、いろいろなことができるようになります。成長がうれしい反面、窒息・誤飲・転落などの危険も多くなるため、今まで以上に安全に配慮して赤ちゃんとの時間を過ごしましょう。
本記事では、赤ちゃんの寝返りが始まる時期とサポート方法、注意点を解説します。
目次
赤ちゃんの寝返りが始まるのは生後5~6カ月頃
赤ちゃんの寝返りが始まるのは生後5~6カ月が多いといわれています。中には3カ月で寝返りを始める子もいれば、10カ月経ってもしない子もいます。
寝返りは赤ちゃんの成長による差が大きく、いつ頃になるかはさまざまです。半年が経っても寝返りをしないからといって、過度に心配する必要はありません。
赤ちゃんの発達過程
赤ちゃんは、支えなくても首を安定させられる状態の首すわりができるようになった後に、寝返りができるようになります。その後、おすわりするという発達段階を踏むのが一般的です。寝返りができるようになると、あおむけ寝のときと比べて一気に視野が広がり、好奇心も刺激されていきます。同時に、全身の筋肉も鍛えられるため、ハイハイや伝い歩きができる土台が養われる時期です。
なお、赤ちゃんによっては、首すわりからおすわり、寝返りと順番が前後することもあります。
成長時期だけでなく、成長段階にも個人差があります。あまり周りの子と比べず、赤ちゃんの気持ちを大切にして成長過程を見守りましょう。
赤ちゃんが寝返りできたか見極める判断基準

寝返りができたと判断する基準は、赤ちゃんが自力であおむけからうつ伏せになったときです。なお、体をひねってうつ伏せになれれば、左右どちらでできてもかまいません。
赤ちゃんの体は頭、首、腕、背中、腰と、足方向に向かって順番に発達します。そのため、あおむけで寝ている時に手足をバタバタさせたり、自力で横向きになることが増えたりすれば、寝返りの前兆とも考えられるでしょう。
なお、寝返りをしたばかりの赤ちゃんは、不安や疲れからうつ伏せのときに泣き出してしまうことがあります。何度か寝返りを行って慣れてくれば、泣くことも減っていくでしょう。
赤ちゃんが寝返りをする理由
赤ちゃんが寝返りをする瞬間には共通点があります。それは何かに興味を引かれたときです。遠くにあるおもちゃや誰かの声など、もっと見たい、聞きたいと思い、腰の重心を動かしたときに偶然、体全体が反転して寝返りが成功します。
最初はたまたま成功した寝返りも、何度も繰り返すうちにコツをつかんでいきます。そのうち体の筋肉が発達し、自分でコントロールできるようになると、自ら進んで寝返りをするようになるでしょう。
赤ちゃんの寝返りをサポートする4つの方法
赤ちゃんは自分のペースで寝返りをするので、無理にママやパパが寝返りをさせようと焦ってサポートし過ぎてはいけません。しかし、赤ちゃんが寝返りしづらそうなときは、少し手助けするとうまくいくこともあります。
ここからは、赤ちゃんが寝返りをしようとしたときにうまく手助けする方法を紹介します。
1. 体を支える
1つ目は体を支えてあげる方法です。赤ちゃんを観察していると、体を横向きにしたり腰をえび反りにしたり、寝返りをしたそうなときがあります。もし、うまくできないことが多いのであれば、少しサポートしてもよいでしょう。
例えば、体が横向きになったときや下半身をひねったときに背中や腰に手を当ててサポートします。軽く支えるだけでも、寝返りがしやすくなりうまくできるかもしれません。
また、うつ伏せになったものの体の下に手がはさまって中途半端な状態になっているときは、優しく抜いてあげましょう。
2. 環境を整備する
2つ目は環境を設備してあげることです。赤ちゃんが動きやすい環境を整えることも、寝返りのサポートになります。まずは、伸縮性があり、上下セパレートタイプの動きやすい服にしましょう。
ベビーベッドの中など、動ける範囲が狭い場所にいると、寝返りしづらい原因になります。そのため、日中でママやパパが赤ちゃんを見られる時間帯は、広く寝返りしやすいスペースで寝かせるのがおすすめです。
また、あまり柔らかすぎる寝具も寝返りの妨げとなるため注意しましょう。
3. 好奇心を刺激する
3つ目は好奇心の刺激です。寝返りをしてほしい方向から声をかけたり、おもちゃを見せたりして好奇心を刺激しながらサポートしてあげましょう。うまくいくとその方向に進もうとして、寝返りが成功するかもしれません。
体だけでなく、赤ちゃんの寝返りしたいという気持ちも促しましょう。
4. うつ伏せ遊びをする
4つ目はうつ伏せ遊びです。赤ちゃんの機嫌がいいときは、うつ伏せ遊びをして必要な筋肉を鍛える方法もあります。
うつ伏せ遊びは、ママやパパのお腹や膝の上、または床の上に赤ちゃんをうつ伏せの姿勢にして遊ばせる方法です。目の前に好きなおもちゃを置くと、動こうとする気持ちを育めます。
1日数回、1回2~3分程度行うことで、赤ちゃんの筋肉を強くしたり視野を広げたりするだけでなく、頭の形が変形するのを予防する効果もあります。
なお、うつ伏せ遊びをするときは以下の点に注意し、赤ちゃんの安全を守って実施しましょう。
- ・保護者が目を離さないこと
- ・体の沈み込むものの上でうつ伏せにさせないこと
- ・クッションなど動きの妨げになるものを置かないこと
赤ちゃんの寝返りをサポートするときの注意点
赤ちゃんの寝返りサポートでは、無理に行わないことはもちろん、適した月齢になってからすることが大切です。また、無理にサポートすると寝返りを怖がって、遅れる原因にもなります。注意点は以下のとおりです。
- ・背中を押すなど、無理に寝返りさせない
- ・首がすわってからサポートをする
- ・優しくサポートする
赤ちゃんが寝返りを始めたら気をつけたいこと
赤ちゃんが寝返りできるようになってすぐは、自力で戻る力がありません。また、寝返りに伴い行動範囲が広がるため、今まで以上に危険への対処が必要です。
1. 寝返り後はすぐにあおむけにする
寝返りを覚えてすぐの赤ちゃんは、うつ伏せが上手にできません。寝具やクッションに顔が埋まると窒息する危険があるため、寝返り後はすぐにあおむけにして寝かせた方が安全です。
2. 転落を防止する
寝返りができるようになったら、転落を防止する対策が必要になります。寝返りしてベビーベッドやソファーの上から転落するリスクも高くなるため、ベッドガードがおすすめです。日中であれば、床にマットを敷いて遊ばせるようにしましょう。
3. 誤飲しないよう徹底する
寝返りができるようになると手の届く範囲が広がり、そのうち行動範囲も広くなっていきます。目を離した隙に硬貨や薬、電池などを飲み込めば大惨事にもつながりかねません。
赤ちゃんが遊ぶときは周囲をよく清掃し、保護者が目を離さないように注意しましょう。また、赤ちゃんのおもちゃ以外は周りに置かない方が賢明です。
赤ちゃんが寝返りをする時期には頭の形にも注目しよう
赤ちゃんが寝返りをいつできるようになるか気になるママやパパも多いでしょう。一般的に赤ちゃんは、生後5~6カ月頃に寝返りをする子が多い傾向です。寝返りができた後は、ハイハイや伝い歩きなど、行動範囲もどんどん広がります。
今までとは違う角度で赤ちゃんをみると、頭の形が気になることがあるかもしれません。AHS Japanの【赤ちゃんの頭のゆがみ度測定コース】は生後2ヶ月から参加可能です。
寝返りの方向が左右どちらかに偏っている場合は向き癖も確認してみましょう。向き癖が気になる方は【赤ちゃんの頭の形は自然に治る?治療方法は?】をご覧ください
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