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【医師解説】赤ちゃんにとって腹ばいはなぜ必要?

2026.02.17

腹ばい遊びは、赤ちゃんの首の座り、お座り、立つ等重力に打ち勝つ”粗大運動”に良い影響を及ぼすといわれています。生後2ヶ月くらいになったら、少しずつ腹ばいの運動を取り入れていくのがおすすめです。

ただし、まだまだ腹ばいに慣れていない赤ちゃんから目を離すのは危険なため、必ず近くで見守るようにしましょう。

本記事では、腹ばいの練習の適切な方法や気を付けたいポイントについて解説します。
まずは、腹ばい遊びのやり方を紹介します。

腹ばいの練習の適切な方法とは?

パパとママのお腹の上で腹ばいの練習をする

赤ちゃんが腹ばいに慣れるまでは、ママやパパのお腹の上で腹ばいの練習をするのがおすすめです。
まずは赤ちゃんを縦に抱っこし、赤ちゃんと密着した状態のまま座りましょう。この状態でママやパパがあお向けに転がれば、赤ちゃんは自然と腹ばいの状態になります。密着しながら腹ばいになれば、赤ちゃんも不安を感じにくいでしょう。とはいえ、最初のうちは赤ちゃんが疲れないように短い時間から始めるのが大切です。
一緒に遊ぶようなイメージで、腹ばいの状態に少しずつ慣れさせていきましょう。

床の上で腹ばいにする

腹ばいの姿勢に慣れてきたら、床の上でも腹ばいにさせてあげましょう。
あお向けの状態になっている赤ちゃんの首や背中、お尻あたりを支えながら、ゆっくりと腹ばいにしていきます。赤ちゃんをうまく腹ばいにできたら、脇をしめるような態勢にさせながら、腕を前の方に出してあげます。このとき、顔が下向きになっていたら少し横を向かせるようにしてあげましょう。

月齢に合わせて腹ばいのやり方を変える

腹ばい遊びをするときは、月齢に合わせて腹ばいのやり方を変えるのがポイントです。
低月齢の赤ちゃんはまだ腹ばいで首や腕をうまく動かせないため、上手くサポートしてあげましょう。生後4カ月頃になって首が据わってくると、赤ちゃんは次第に首を上げられるようになってきます。また、腹ばいにしたときに頭がふらつくことも少なくなってきます(※)。
顔を上げられるようになったら、ママやパパが赤ちゃんと目線を合わせるようにして話しかけてみましょう。目を合わせて声をかければ、赤ちゃんはリラックスしながら腹ばい遊びを楽しめます。生後半年を過ぎると、腕に力を入れて胸を床から離せる赤ちゃんもいるでしょう。その場合は、赤ちゃんの前におもちゃなどを置き、ハイハイを促すのもおすすめです。

少し首据わりやハイハイが遅れている場合には、別の指導が必要になりますので、発達指導に熟知している小児科医に相談ください。
尚海外での Tummy Time(タミータイム)は腹這い遊びの他、日常のオムツ替え、入浴後の指導、さらには少し負荷をかける横抱っこ等を含みます。トータル一日30分間楽しみながら継続してみてください。

※出典:こども家庭庁 .「第2章 保育の内容」.
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/eb316dce-fa78-48b4-90cc-da85228387c2/dc73559a/20231013-policies-hoiku-shishin-h30-2_19.pdf

腹ばいの練習が赤ちゃんに及ぼす効果


赤ちゃんが腹ばい練習をすることで、さまざまな効果があります。以下のような効果を得るためにも、腹ばい運動を上手に取り入れていきましょう。

頭の形がゆがんでしまうのを防ぐ

仰向けでは赤ちゃんの後頭部がお布団に接触し、長時間続けていくと頭のゆがみの原因になります。例えば仰向けの時間が長いと短頭症に繋がりますし、左右どちらかに向き癖がついていると斜頭症になりやすくなります。腹ばい遊びは、赤ちゃんの後頭部が直接お布団に接触しないので、頭の形がゆがんでしまうのを防ぐ効果が期待できます。積極的に取り入れて向き癖を緩和させましょう。

粗大運動を促す

腹ばい遊びは赤ちゃんの筋力がつきやすくなる遊びです。赤ちゃんは、腹ばいにすると体重を支えようとしたり手足を動かしたりします。また、周囲を見渡すために首や肩をもち上げようとすることもあります。こういった動きには、首周りをはじめとする背中側の筋力の発達を促す効果が期待できます。

呼吸器を鍛えられる

腹ばい遊びを続けることで呼吸器を鍛えられるといわれています。腹ばいはあお向けとは違って背中が圧迫されません。そのため、肺が広がって深く呼吸できるようになります。また、赤ちゃんは腹ばいのときに口を閉じる傾向にあり、鼻呼吸が促されやすくなります。鼻呼吸は口呼吸に比べて感染症リスクが低くなるといわれているため、積極的に腹ばい遊びをさせましょう。

視野が広がる

赤ちゃんの視野が広がりやすいのも、腹ばい運動をさせるメリットです。腹ばいの姿勢になると、あお向けで寝ているときとは視界が大きく変化します。これまでと違った角度で身の回りを眺めることは、赤ちゃんにとって大きな刺激になります。また、腹ばいの姿勢は赤ちゃんの手や頬が畳やマットなどさまざまな素材に触れるきっかけになるため、いろいろなものに触らせる経験を通して、赤ちゃんの心身を刺激してあげましょう。

赤ちゃんを腹ばいにするときのポイント

赤ちゃんの腹ばい遊びでは窒息などのトラブルが起きないよう配慮する必要があります。ここからは、腹ばい遊びを上手に進めるためのポイントを紹介します。

赤ちゃんの窒息には十分気を付ける

1つ目に、腹ばい遊びでは赤ちゃんの窒息に十分に気を付けることが重要です。低月齢の赤ちゃんは、腹ばいにしたときに腕や肩にうまく力を入れられないため、顔が床に密着したような状態になってしまいがちです。このとき、顔を真下に向けてしまうと鼻や口がふさがってしまい、呼吸ができなくなってしまいます。窒息のリスクを避けるためにも、少し横を向かせるようにして呼吸を確保しましょう。
また、柔らかすぎるマットやラグ、布団や枕の上で腹ばい遊びをさせると、顔が埋まってしまう危険性があります。こういった場所での腹ばい遊びは避け、硬いマットや畳の上で腹ばいにさせましょう。
腹ばいにしたまま目を離したり、そのまま眠らせたりするのも危険な行為です。腹ばい遊びの最中には決して目を離さず、眠ってしまいそうなときにはあお向けに戻してあげましょう。

赤ちゃんの機嫌がいいときに行う

2つ目に、腹ばい遊びは赤ちゃんの機嫌がいいときに行うのもポイントです。赤ちゃんの機嫌が悪くぐずっているときや落ち着かない状態のとき、眠そうにしているときなどに腹ばい遊びをするのは避けましょう。

吐き戻しに気を付ける

3つ目に、吐き戻しにも気を付ける必要があります。赤ちゃんが母乳やミルクを飲んですぐの時間には腹ばい遊びをさせないようにしましょう。お腹がいっぱいな状態で腹ばい遊びをさせると、吐き戻しが起きやすくなってしまいます。腹ばい遊びの最中に吐いてしまうと、吐いたもので喉が詰まってしまいかねません。腹ばい遊びは、授乳の後しばらく経ってから行いましょう。

まとめ

腹ばい遊びには、赤ちゃんの向き癖を緩和したり、粗大運動能力を向上させたりなどの効果が期待できます。
一方最近米国から繊細な手指の”微細運動”と精神発達には余り影響はなかったとの報告がされました。ガラガラを持たせて遊んだり、顔を見ての声かけ、お歌を歌ったり、絵本の読み聞かせ等も合わせることも大切です。
 最後に腹這い遊びで一番大切なことは、赤ちゃんが窒息しないよう十分に注意することです。決して赤ちゃんから目を離さず、近くで見守りながら楽しみながら無理なく日常活動も合わせて行ってください。
 かただ小児科クリニックでは頭の形を気にされている方へTummy Time(タミータイム)の指導も行っております。頭の形の簡易計測も可能ですので、ご不安がありましたら以下を参考に受診を検討ください。
https://atamanokatachi.wixsite.com/back-to-sleep–tummy

かただ小児科クリニックはスターバンド治療提携施設です。ヘルメット治療に進む際は、その原因が病的なものかどうかの診察が必要となります。AHS Japanの頭のゆがみ度測定コースに参加され、当院での適応診断を希望される場合はスタッフにお伝えいただけましたら手順を詳細にご説明致します。

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