
HOSHINOKO DAYORI
星の子だより
赤ちゃんの頭が長い原因は帝王切開?リスクや対処法を解説

生まれてきた赤ちゃんの頭が長いと、親御さんとしては心配になることもあるでしょう。
何が原因なのか悩んだり、帝王切開のせいで頭が長くなってしまったのではないかと考えてしまったりする親御さんもいるかもしれません。本記事では、赤ちゃんの頭が長くなる原因と、どのような対処法があるかを解説していきます。
目次

生まれてきた赤ちゃんの頭が長かったとしても、その原因は帝王切開ではありません。
帝王切開が原因であかちゃんの頭の形が長くなったり、いびつになったりすることはないので、親御さんも心配しなくてよいでしょう。詳細を説明していきます。
帝王切開で生まれた赤ちゃんの頭の形はきれい
帝王切開で生まれた赤ちゃんの場合、一般的に頭の形はきれいです。
生まれてくる赤ちゃんの頭蓋骨はまだ骨が完全にくっついてはおらず、出産時には4枚のプレート状の骨が柔軟に重なり合いながら狭い産道を通ってきます。そのため、生まれたばかりの赤ちゃんは頭がいびつな形になって生まれてくるケースも多いです。一方、帝王切開で生まれた赤ちゃんは産道を通らないため、頭の形がきれいなまま生まれてくることが多いです。
赤ちゃんの頭が長い原因は?
では、赤ちゃんの頭が長い原因はいったい何でしょうか。その大きな原因は、眠る姿勢であると言われています。
生まれて間もない赤ちゃんは、一日のほとんどを眠って過ごします。特に生まれて3カ月から6カ月くらいまでは、一日14時間から15時間程度を眠って過ごすこともあるのです。[注1]
産まれたばかりの赤ちゃんは首も座っておらず、自分で寝返りをうつこともできません。
同じ向きで長い時間寝かせているとその方向に頭の骨が伸びやすくなってしまいます。
また赤ちゃんの骨はとても柔らかいので、抱かれる時の姿勢やミルクを飲ませてもらう時など、定期的に行う抱っこの姿勢などによっても、頭の形が変わってしまう可能性もあります。
赤ちゃんの頭が長いのは自然に治る?
赤ちゃんの頭が長いことを「長頭症」と呼びますが、多くの場合は自然に形が整ってきます。生まれたばかりの赤ちゃんの頭の骨は柔らかく、つながっていないため形がいびつになりがちです。さらに前述した通り同じ向きで寝ていると、頭の骨が長くなってしまうこともあり得ます。
一般的に、頭の骨は1年ほどでどんどん大きくなり固定されてきます。
また生後数カ月経って自力で寝返りをうてるようになれば自然と頭の骨全体に均一に圧力がかかるようになるでしょう。赤ちゃんがいろいろな向きで眠れるようになれば、重度の変形ではない限り、徐々に頭の形」が整っていくケースもあります。
ただし、生まれてから時間が経つにつれ頭の骨が固くなってくるので、時間が経てばたつほど変形が残ってしまう可能性が高くなることを覚えておきましょう。
赤ちゃんの頭が長いリスク
赤ちゃんの頭が長くても、特に問題ないように思うかもしれませんが、後述する疾患が隠れていることもあります。必要に応じて専門の医師に相談してください。
頭の形がいびつなままになってしまう
赤ちゃんの頭の骨はどんどん大きくなり固まってくるので、そのままにしておくと頭の形がいびつなままになってしまうかもしれません。
赤ちゃんの頃であれば、頭の形がゆがんでいても特に問題ないように思うかもしれませんが、成長に伴って髪型やファッションが頭の形ゆえに制限されてしまう場合があります。。赤ちゃんの将来のため、頭の骨が柔らかいうちに矯正しておこうと考える親御さんも少なくありません。
発達に影響が及ぶこともある
頭の形のゆがみの原因として、「頭蓋骨縫合早期癒合症」という病気が関係している場合には、赤ちゃんの発達に影響が及ぶこともあります。
頭蓋骨縫合早期癒合症は、頭の骨が通常よりも早くつながってしまい、骨の成長が阻害される病気です。赤ちゃんの頭の骨が早くくっついてしまうと、脳の成長に合わせて頭蓋骨が成長できなくなってしまいます。
赤ちゃんの脳は生まれてから約6カ月で2倍に成長するといわれており、赤ちゃんの長い頭をそのままにしておくと発育に影響が出るリスクがあるのです。心配な場合には、専門医に相談してみるとよいでしょう。[注2]
赤ちゃんの頭が長い際の対処法
赤ちゃんの頭が長くても、多くの場合は自然と治っていきます。しかし、生後数カ月たっても治らない場合には、いくつかの対処法を講じてみると良いでしょう。では、赤ちゃんの頭が長い場合にできる対処法を見ていきましょう。
医療機関を受診する
最初の対処法は、専門の医療機関への受診です。
医療機関を受診すれば、なぜ頭が長くなっているのか、ゆがみが出ているのか医師の視点から診断してもらえます。赤ちゃんの頭が長くなる原因としては、病気や外部からの圧力などが挙げられます。医療機関の診断によって、その後の治療方針が決められるでしょう。
タオルを使って寝相を調節する
いつも同じ姿勢で赤ちゃんが寝ていると、頭の骨が長くなってしまう場合があります。
そこで頭の出っ張っている部分を下にして寝かせ、タオルを棒状に丸めたりクッションを使ったりして赤ちゃんの姿勢を整えてあげると良いでしょう。ただし赤ちゃんが苦しくならないように、注意することが重要です。
頭への圧力を減らす
生まれたばかりの赤ちゃんは、1日のうち大半の時間寝ています。
起きている間だけでも頭への圧力を減らしてあげると頭の長さが改善する可能性があります。右向き・左向きなどさまざまな姿勢で抱っこしてあげたり、椅子に座らせたりすると、徐々に症状が改善していくかもしれません。
スターバンドのヘルメット治療を検討

赤ちゃんの頭が長いことで悩んでいる親御さんは、まずAHS Japanにご相談ください。
変形のレベルによっては、スターバンドで頭の形を矯正していくことが可能です。
スターバンドは、赤ちゃん一人ひとりに合わせた矯正が可能です。専用のスキャナーを使い、赤ちゃんへの負担を抑えながら、スピーディに頭の形の正確なデータを測定します。
計測結果をもとにそれぞれの赤ちゃんに合わせたオーダーメイドのヘルメットを作成するため、頭の変形のタイプに関わらず装着できるのがスターバンドの特長です。
長時間装着し続けても肌に負担がかかりにくい素材で製作しているので、お肌の弱い赤ちゃんでも安心して装着し続けられます。
また、かわいらしいシルエットも人気の理由の一つ。デザイン性にも優れており50種類以上の中から、赤ちゃんの雰囲気などに合わせてお選びいただけます。
「赤ちゃんの頭が長いかもしれない・・・」「時間が経っても治らない」と悩んでいる時は、医療機関の受診に加え、AHS Japanの「赤ちゃんの頭のゆがみ度測定コース」への参加をお待ちしております。
赤ちゃんの頭の形が長い原因は帝王切開ではない
赤ちゃんの頭が長いとしても、それは帝王切開が原因ではなく、眠っている姿勢が原因であることがほとんどです。
頭の形のゆがみは基本的には、定期的に姿勢を変えてあげるといったちょっとした工夫で治っていくケースもあります。
変形が強かったり、改善がみられない場合はスターバンドによるヘルメット治療もご検討ください。
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赤ちゃんの頭の形で気になっている方・お悩みの方・測定に興味のある方は「赤ちゃんの頭のゆがみ度測定コースの説明ページ」をご覧ください。
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