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赤ちゃんの横向き寝のリスクと理想とされる寝かせ方について

2024.03.12

赤ちゃんをあおむけで寝かせていたはずなのに、いつの間にか横向き寝をしていることがあります。横向きに寝ているのを見つけると「このままにして大丈夫かな?」と不安に思う人もいるかもしれません。

そこで今回は横向き寝のリスクや理想とされる寝かせ方に関して解説します。赤ちゃんが安全に眠れるように、理想とされる寝かせ方について理解しておきましょう。

横向き寝自体には問題がない

厚生労働省は1歳まであおむけで寝ることを推奨しています。しかし、新生児期を経て首がすわり寝返りができるようになった赤ちゃんは、いつの間にか横向きで寝ていることがあります。大人でも人によって寝るときに心地がよい体勢が違うように、赤ちゃんにもそれぞれ心地のよい体勢があります。いつも横向きに寝ているという赤ちゃんは、横向き寝が好きな可能性もあるでしょう。

ただ横向き寝自体には問題がないのですが、横向き寝から引き起こされてしまうリスクがあります。

参考:「乳幼児突然死症候群(SIDS)について」(厚生労働省)

赤ちゃんが横向き寝をすることによって引き起こされるリスク

横向き寝自体には問題がないとしても、横向き寝が引き起こすリスクがあると聞けば心配になるのは当然です。赤ちゃんが横向き寝をすると、どのようなリスクがあるのでしょうか。

乳幼児突然死症候群の発症

乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)は、睡眠中に起きる赤ちゃんの突然死のことです。乳幼児突然死症候群はうつ伏せ寝だけでなく横向き寝や仰向け寝でも発症する可能性があって予防法は確立されていません。

しかし、仰向け寝より横向き寝のほうが発症のリスクが高く、横向き寝よりもうつ伏せ寝のほうが発症するリスクが高いことがわかっています。厚生労働省が1歳まで仰向け寝を推奨しているのは、乳幼児突然死症候群のリスクを下げるためです。

こういったデータがあるため、横向きに寝ていても仰向けに寝かせたほうがよいとする説もあります。また、赤ちゃんの横向き寝はうつ伏せの状態になりやすいため、横向き寝を避けている大人もいるようです。

股関節脱臼※1

横向き寝は足の付け根の関節である股関節が脱臼してしまうリスクも潜んでいます。赤ちゃんの下半身は、仰向け状態で膝と股関節が曲がり、M字型になっているのが自然だといわれています。横向き寝は片方の膝が立ったり脚が内側に倒れたりと、下半身が不自然な状態になりやすいです。頻繁に横向き寝をしていると、股関節脱臼を引き起こしてしまう可能性があると言われています。

うっ血※2

横向き寝をしていると、左右どちらかの腕や脚が下になってしまいます。まだ自由に寝返りが打てない赤ちゃんや、寝返りが打ててもぐっすり寝て動かない赤ちゃんの場合、横向き寝をし続けることで、腕や脚がうっ血してしまう可能性があります。

※1※2参考:「赤ちゃんの横向き寝、危険性や注意点とは? 安全な横向き寝のやり方、うつ伏せで寝る赤ちゃんの対処法など正しい寝かせ方を解説」(HugKum(はぐくむ))

頭の形の歪み

赤ちゃんの頭の骨は低月齢ほど柔らかく、月齢が上がるとともに徐々に硬くなります。そのため、頭の骨が柔らかい時期にどちらかの方向に向き癖がある場合、向いている側の頭部が扁平になって斜頭を引き起こすリスクが高まります。向き癖がない場合でも長時間仰向けの姿勢を続けると短頭を引き起こす可能性もあります。

赤ちゃんの正しい寝かせ方

赤ちゃんの横向き寝には問題がないともいわれていますが、横向き寝にもリスクがあることがわかりました。では、どのような寝かせ方が赤ちゃんの理想の寝かせ方なのでしょうか。

基本は仰向け寝

厚生労働省が推奨するように基本的には1歳までの赤ちゃんは仰向けで寝かせましょう。仰向けではなかなか寝付かない赤ちゃんもいるかもしれませんが、その場合は横向きやうつ伏せで寝入った後に、仰向けの状態にしてあげます。赤ちゃんが寝付いて仰向け状態にできるまで、目を離さないようにしましょう。

寝る場所には危険なものを置かない

寝ている赤ちゃんは、どのような動きをするかわかりません。赤ちゃんが寝る場所には、角張った硬いものやクッション、ぬいぐるみなどを置かないようにしましょう。硬いものは寝返りを打ったときにケガをする危険があり、クッションやぬいぐるみなどの柔らかいものは窒息の危険があります。シーツもたるんだ状態にしておくのは避けましょう。

同一方向の向き癖をつけない工夫

長時間の仰向け寝は短頭を引き起こす可能性があることをお伝えしました。寝る際の基本は仰向け寝ですが、体は仰向け、首は真上というより少し左右に向かせてあげることを意識しましょう。同一方向の向き癖をつくらないように次の日は反対向き、その次の日はその反対向き・・・というように変えていくのが理想です。

【まとめ】赤ちゃんを寝かせるときは仰向け寝が基本

横向き寝自体には問題がなくても、横向き寝にすることで引き起こされるリスクがあります。赤ちゃんを寝かせるときは、仰向け寝を基本として、横向き寝やうつ伏せ寝になっていたら仰向けにしてあげるようにしましょう。

意識していても気付いたときには横向きになっている赤ちゃんもいるかもしれません。向き癖があると頭の形が歪んでしまい、重度になると顔や耳の位置が左右非対称になったり、歯並びが悪くなったりというリスクがあります。

左右の向き癖が気になる場合はAHS Japanへご相談ください。もし赤ちゃんの頭の形が気になる方は「赤ちゃんの頭のゆがみ度測定コース」をご検討ください。赤ちゃんの頭の形状を専用のスキャナーで客観的に評価し、寝かせ方やタミータイムの方法を相談できます。スキャンの結果が重度の場合はヘルメット治療を検討されるのも良いかと思います。

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